六本木ヒルズには驚くほどたくさんの自然があるんです。多彩な植物が密集する毛利庭園、日本固有の植物が育てられる六本木さくら坂、屋上庭園ではなんと米や野菜が収穫されます。また、森美術館で開催される『ネイチャー・センス展』は自然がテーマの体感空間。もう、〝夏の自由研究〞できちゃうかもね。 ≫ デジタルブックで「HILLS LIFE」の続きを読む |
パート1 毛利庭園 |
たくさんの発見が待っている、とっておきの庭。 毛利庭園やけやき坂コンプレックス屋上庭園には、さまざまな植物が植えられ、動物も生息 しています。注意深く観察すると、いろいろな発見があります。今回は、都会の中にある貴重な六本木ヒルズの自然を楽しんでみましょう。 毛利庭園には、イロハモミジを始めとするカエデの仲間が植えられています。カエデの仲間のタネはプロペラのような形をしています。試しにタネを採ってそっと落としてみてください。タネについた2枚の羽根が風をうけ、勢いよく回ります。これは、少しでも遠くまでタネを飛ばそうとした進化の跡なのです。ケヤキのタネも風で運ばれます。秋になってケヤキの枝の先端を見ると、小さな葉が4~5枚ほどついた小枝が見つかります。ケヤキのタネはこの小枝の葉のつけ根についていて、秋になると、葉のついた小枝ごと風に・・・ ≫ デジタルブックで「HILLS LIFE」の続きを読む ≫ 毛利庭園について |
パート2 けやき坂コンプレックス屋上庭園 |
都会ではめずらしい田んぼがある、屋上の田園風景。 田んぼはお米を作る場所ですが、生き物の住処という役割もあります。春になると田植えのために田んぼに水がはられ、日本中に広大な水 辺が現れます。この水辺はオーストラリアからシベリアへ渡っていくムナグロなど渡り鳥の中継地になっているので、ここがなくなると多く の渡り鳥は旅を続けられなくなります。 田んぼにはメダカがいます。メダカの学名 「Oryzias latipes」の"Oryzias"は「イネ」を意味するラテン語で、メダカの生態をよく表しています。 田んぼにはドジョウもいます。ドジョウも、メダカ同様、春になると田んぼで卵を産みます。田ん ぼはエサとなるプランクトンが多いうえ、外敵も少ないので、孵化した稚魚の「ゆりかご」にな るのです。田んぼまわりの水路にはモツゴなどの小魚もすみます。水路は流れがゆるやかなの で小魚たちのお気に入りの場所です。これが童謡に謡われた「春の小川」の・・・ ≫ デジタルブックで「HILLS LIFE」の続きを読む ≫ けやき坂コンプレックス 屋上庭園について |
パート3 六本木さくら坂 |
六本木の裏通りで出合う、日本の原風景。 さくら坂の歩道には、200 種類ほどの植物が植えられています。でも、彩りが鮮やかな花壇 ではありません。日本に昔からある植物を使って、日本の自然風景を再現しようとしているか らです。この庭造りを手がけてきたのが、園芸家の杉井明美さんです。「日本のひとつの県に もともとある植物の数は、ガーデニングの本場、イギリス全土の種類に並ぶといわれるほど多いのです。日本では洋風の庭造りが人気ですが、 日本の自然の魅力を見直せるような庭造りを広めていきたいのです・・・ ≫ デジタルブックで「HILLS LIFE」の続きを読む ≫ 六本木さくら坂について |