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小谷元彦展: 幽体の知覚
小谷元彦展: 幽体の知覚

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小谷元彦展:幽体の知覚

[写真左]《ファントム・リム》1997年 Cプリント、アクリルフレーム(5点組) 148 x 111 cm (各) 所蔵:高橋コレクション Courtesy: YAMAMOTO GENDAI, Tokyo、[写真中央]《SP2 'New Born' (Viper A)》2007年 ミクストメディア 67 x 28 x 18 cm 個人蔵 Photo: Kioku Keizo Courtesy: YAMAMOTO GENDAI, Tokyo、[写真右]《ダブルエッジド・オブ・ソウト(ドレス02)》 1997年 髪の毛 166 x 70 x 3 cm 所蔵:金沢21世紀美術館 Photo: Kunimori Masakazu Courtesy: YAMAMOTO GENDAI, Tokyo

小谷元彦は、東京藝術大学で彫刻を学んだ後、多様な手法と素材を用いて、従来の彫刻の常識を覆す作品を発表してきました。その造形表現と美意識は高い評価を受け、2003年にヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表の一人として選ばれるなど、国内外でめざましい活躍を見せています。

小谷はしばしば、痛みや恐怖などの身体感覚や精神状態をテーマに、見る者の潜在意識を刺激するような作品を制作します。毛髪を編んだドレスや拘束具を着けた動物、異形の少女、屍のような武者の騎馬像など、一つの解釈に帰着しえない多層的なイメージは、美と醜、生と死、聖と俗の境界線上で妖しい魅力を放ちます。

彫刻というメディアのもつ性格に対して鋭敏な意識をもつ小谷は、彫刻特有の量感や物質性に抗う(あるいは逆手にとる)かのように、実体のない存在や形にできない現象、すなわち「幽体」(ファントム)をとらえ、その視覚化を試みてきたといえます。本展では、小谷の作品の本質を探るべく、10年以上にわたって発表されてきた小谷の初期作品から最新作までを一堂に集めるほか、「映像彫刻」とも呼ぶべき体験型の大型映像インスタレーションや、重力や回転などの生命のしくみに関わる現象をテーマにした新作を紹介します。従来の彫刻の概念を超えて、存在のあり方をあらゆる方向から捉えて形にしようとする小谷の作品を通して、美術表現の新たな魅力と可能性に迫ります。
なお、本展は静岡県立美術館、高松市美術館、熊本市現代美術館に巡回します。

開催概要

開催期間
2010年11月27日(土)~2011年2月27日(日) ※会期中無休
時間
10:00~22:00(火曜日のみ17:00まで)
※会期中無休
場所
森美術館 (森タワー53F)
主催
森美術館
協賛
株式会社大林組、トヨタ自動車株式会社、三建設備工業株式会社、株式会社九電工
協力
シャンパーニュ ニコラ・フィアット、ボンベイ・サファイア、山本現代
入館料
一般 ¥1,500、学生(高校・大学生) ¥1,000、子供(4歳~中学生)¥500
※上記の入館料で同時開催の「MAMプロジェクト013:カテジナ・シェダー」および展望台 東京シティビューにもご入館いただけます。ご利用当日のみ有効。
※スカイデッキへは別途料金¥300がかかります(子供は無料)。
お問い合わせ
03-5777-8600(ハローダイヤル)
WEBサイト

アーティスト プロフィール

小谷元彦

1972年、京都府生まれ。1997年、東京藝術大学大学院美術研究科修了。ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館(2003年)をはじめ、リヨン現代美術ビエンナーレ(2000年)、イスタンブール・ビエンナーレ(2001年)、光州ビエンナーレ(2002年)など数多くの国際展に出品。
主な個展に、「ファントム・リム」(Pハウス、1997年)、「モディフィケーション」(キリンプラザ大阪、2004 年)、「小谷元彦/Hollow」(メゾンエルメス、2009 - 2010年)、主なグループ展には、「日本ゼロ年」(水戸芸術館現代美術ギャラリー、1999 年)、「現代美術の皮膚」(国立国際美術館、2007年)、「ネオテニー・ジャパン」(鹿児島県霧島アートの森/札幌芸術の森美術館/上野の森美術館、2007-2008年)などがある。

展覧会をもっと身近に、さらに楽しく、様々なコンテンツをご用意しております

トーク・セッション

「日本、彫刻の可能性」では、戸谷成雄と小谷元彦が、彫刻のこれまでとこれからについて語ります。
≫ 詳しくはこちら


イメージ写真:「ネイチャー・セッション」風景 (「ネイチャー・センス展」2010年) 撮影:御厨慎一郎

アーティストトーク

小谷元彦が自身のこれまでの制作活動および本展出品作品について語ります。
≫ 詳しくはこちら


イメージ写真:アーティストトーク風景 (「MAMプロジェクト010展」2009年) 撮影:御厨慎一郎

ギャラリートーク

本展キュレーターがそれぞれの作品について会場内で語ります。
≫ 詳しくはこちら


イメージ写真:キュレータートーク風景 (「ネイチャー・センス展」2010年)

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