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日本におけるドイツ年2005/2006 クロージングイベント
- 東京-ベルリン/ベルリン-東京展
東京とベルリン、両都市の文化・芸術の交流と変遷をたどる二都物語。
ドイツ・デザイン展:
「メイド・イン・ジャーマニー」の80年
DESIGN DEUTSCHLAND : 80 YEARS OF “MADE IN GERMANY”
 基本情報
期間:2006年1月28日(土)~5月7日(日)
場所:森美術館(森タワー53階)
時間:10:00~22:00|火10:00~17:00|
いずれも入館は閉館時間の30分前まで
※3/21(火)・5/2(火)は22:00まで
料金:一般¥1,500
学生(高校・大学生)¥1,000
子供(4歳以上-中学生)¥500
※表示料金に消費税込
※本展のチケットで展望台 東京シティビュー、ドイツ・デザイン展(1/28-3/12森アーツセンターギャラリー52階)にも入館可。
(開館時間、入館料は展覧会ごとに異なる場合があります。)
お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
森美術館ウェブサイト
パブリックプログラム
セッション

“東京-ベルリン/ベルリン-東京”
本展の企画に携わった方々をお招きし、時代ごとに二つの都市におけるアートシーンを比較検証します。

日時:2/4(土)13:00~17:00
会場:六本木アカデミーヒルズ49
オーディトリアム/要事前申込
料金:500円


レクチャーシリーズ

第1回 “日本におけるドイツ建築”
講師:藤森照信(東京大学教授)
日時:3/4(土)14:00~16:00

第2回 “ベルリンの東京、東京のベルリン1913-1937”
講師:水沢勉(美術史家、神奈川県立近代美術館企画課長)
日時:3/12(日)14:00~16:00

第3回
“日本の写真家たちと「東京-ベルリン」”

講師:飯沢耕太郎(写真評論家)
日時:4/2(日)14:00~16:00

第4回 “日本におけるバウハウス”
講師:柏木博(武蔵野美術大学教授)
日時:4/16(日)14:00~16:00
会場:各回とも六本木ヒルズアカデミーヒルズ49
スカイスタジオ/要事前申込
料金:各回とも500円

お申し込みはこちら
www.mori.art.museum
ppevevt@mori.art.museum
FAX:03-6406-9351
東京-ベルリン/ベルリン-東京展
東京とベルリン、両都市の文化・芸術の交流と変遷をたどる二都物語。
日本とドイツそれぞれの首都である東京とベルリン。2つの都市の間で19世紀末から繰り広げられてきた文化、芸術的交流の軌跡をたどる展覧会です。
二度の大戦、大地震、高度経済成長、イデオロギーの崩壊、不況など、両都市ともに崩壊と再興を繰り返してきた20世紀、美術の歴史に限らず、建築、写真、デザイン、演劇など幅広いジャンルで多くの興味深い交流や接点がありました。
展覧会もその歴史を追いながら11のセクションに分け、約500点が展示されます。
参加アーティスト
アーティスト(日本)
赤瀬川原平、川端龍子、河原 温、岸田劉生、北代省三、今 和次郎、村山知義、中西夏之、
名取洋之助、大辻清司、岡本太郎、水谷武彦、横尾忠則、萬 鐡五郎、山脇巖(順不同)ほか

アーティスト(ドイツ)
ブルーノ・タウト、ダヴィト・ブルリューク、エーリヒ・ヘッケル、エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー、ヘルマン・エンデ&ヴィルヘルム・ベックマン、ラースロー・モホイ=ナジ、
ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ、マルセル・ブロイヤー、キャンディス・ブレイツ、
フランツ・アッカーマン、オスカー・ココシュカ、ヨーゼフ・ボイス(順不同)ほか
 
東京-ベルリン/ベルリン-東京展を楽しむための挿話とキーワード
展示は、今世紀初頭の両都市の風景、地図からスタート。
2度の世界大戦などの悲劇を経験し、2つの都市はその後、ベルリンの壁の崩壊、東京ではバブルの崩壊をも経験しています。大戦、大地震、高度成長、イデオロギーの崩壊等、大きな時代のうねりの中にありながらも、常に生まれ続けてきた芸術を、絵画、デザイン、建築、写真、演劇、ライフスタイルなど幅広い作品でみることができます。
作品紹介
エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー
≪ポツダム広場、ベルリン≫ 1914


戦争という大きな歴史の歯車が人々や街を翻弄する以前、エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナーの絵画に描かれたベルリンの都市風景はその後、めまぐるしく変化を遂げていくことになります。

油彩、カンヴァス 200×150cm
所蔵:ベルリン国立博物館群 ベルリン国立美術館
(C)(for works by E.L Kircher) by Ingeborg & Dr. Wolfgang Henze-Ketterer, Wichtrach / Berne
■東京
1914年(大正3年)、日比谷にドイツ表現派の風が吹く。
シュトゥルム木版画展覧会
大正3年、近代版画が動いた年。作曲家として知られる山田耕筰はベルリン留学から帰国後、日比谷美術館にシュトゥルム木版画展覧会を招へい、ココシュカなど多数の作品が展示されました。ドイツ表現派と日本の近代美術との深い関わりが明らかになります。

■東京
1920年(大正9年)、日本モダンデザインの夜明け。
ドイツ表現建築の旗手、ブルーノ・タウトからの刺激。
「我々は起つ。過去建築圏より分離し、総ての建築をして真に意義あらしめ 新建築圏を創造せんがために」。1920年、堀口捨己、石本喜久治ほか東京帝国大学建築学科生6名が卒業を機に設立した分離派建築会。彼らが発表した表現派建築作品は、日本の建築表現に新しい方向性を与えました。また、日本の若手建築家達を刺激したドイツ表現建築の旗手、ブルーノ・タウト、エーリヒ・メンデルゾーンらの作品も展示されます。

■東京
1920年代のマルチアーティスト村山知義に迫る。
そして「マヴォ」が生まれた。
1920~30年代は日本-ドイツ間が、最も盛んな“交流の時代”を迎えました。東京では美術家、デザイナー、舞台美術家、建築家・・・いくつもの顔を持つ男、村山知義が出現。ベルリン・ダダと絡み合う、村山知義とその時代に焦点を当てます。

■東京
元号が変わる、写真も変わる。
日本に巡回したドイツの「映画と写真・国際展」(FIFO)」
1929年にベルリンで開催された「映画と写真・国際展(FIFO)」。日本へは1931年(昭和6年)、マン・レイやラースロー・モホイ=ナジらの作品を含む「独逸国際移動写真展」として東京と大阪で開催されました。その後、日本では新興写真が盛んに。「FIFO」出品作が多数出品されています。

■ベルリン
バウハウスで学んだ日本人留学生。
デザインの源流、ドイツのものづくり。
世界初の総合芸術学校、バウハウスでは、クレーやカンディンスキーが教鞭をとっていました。モダニズムの源流をたどると、そこで学んだ日本人アーティストたちの仕事が浮かびあがります。
■東京
ポスター、写真が語る銀座を闊歩したモボ、モガ。
都市を舞台に展開された華やかなファッションや、商業美術に花開いた、グラフィックデザイン。ポスターや写真を通して、新しい時代の新しいライフスタイルが浮き彫りになります。
作品紹介
佐伯春虹
≪茶苑≫


ファッションの洋装化が進み、日常の光景となっていった。

1936 紙半着色 264×197cm 
個人蔵、アメリカ
 
■東京-ベルリン
戦後の前衛運動は、パラレルに展開していく。
同時代視点で探る“前衛”。
ドイツで文字どおり変化し、流転したフルクサス、日本ではネオ・ダダが活動しました。後年のコンセプチュアル・アートやパフォーマンス・アートへの入り口を解き明かします。
作品紹介
岡本太郎 ≪重工業≫ 1949

1948年に花田清輝と知り合い、
夜の会を結成した翌年の作品。

油彩、カンヴァス 206.3×266.7cm
所蔵:川崎市岡本太郎美術館
 
■東京-ベルリン
いま最も注目される現代作家作品が相互に海を渡る!
最終セクションのコンテンポラリー・アートでは、いま最も注目されるベルリンのアーティストを東京で展示します。尚、本展覧会は、2006年6月にベルリンの新国立美術館に巡回し、そこでは東京のアーティストがベルリンで紹介されます。
ボリス・ミハイロフ
≪路上にて≫2001/03年


≪路上にて≫は西ベルリンの路上。
周辺の観察であり、日常の状況を描くその表現は見る者をひきつける。

150×100cm タイプCプリント
Courtesy: Galerie Barbara Weiss, Berlin
Photo: Jeus Ziehe, Berlin