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Q:今回の展覧会の見どころはなんでしょうか?
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A:(W氏)MoMA展「モダンってなに?」では、世紀末と現在の近代アートとの関りを示したいと考えています。
A:(D氏)アートに特に造詣がない方でもあらかじめ勉強や準備して訪れるのではなく、展覧会をご覧になるだけで、何かを感じ取っていただけるはずです。 |
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| Q:ニューヨーク近代美術館(以下、MoMA)本館*1は、現在改装中で2004年オープンとのこと、同じ作品をニューヨークと森美術館で鑑賞する違いは何でしょうか?
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A:(D氏)大きく違っている点は、さまざまなメディアをミックスして展示をしている点です。ニューヨークでは、絵画が映像、建築、写真などそれぞれ分類して展示をしていますが、森美術館ではティーポットの隣に彫刻、写真の隣にイスが展示されていたりと、鑑賞する人を驚かせる要素があります。メディアを混ぜながら展示する手法は、MoMAでも頻繁に議論をしており、新生MoMAでも同様のアプローチが充分に考えられます。ただ一方では従来通り“写真のすべて“、”絵画のすべて“といった見方を好む方も多くいますので両方のアプローチを検討していきたいと考えています。
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| Q:森美術館は近代アートを中心としている関係もあり、当面コレクションを持たない方針ですが、膨大なテコレクションを持つことはどんなことでしょうか? |
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A:(W氏)コレクションの収集はとてもむずかしい事です。テーマの設定ひとつをとっても、アジアの現代アートとするだけでもとても広い範囲に及び、テーマの設定には時間をかけ検討することが大切です。また、ピカソの作品などはすでにその多くが世界中の美術館のコレクションとなっていますので作品収集自体が困難です。そのほかにも費用や設備の面、メンテナンスなどさまざまな課題があります。
A:(D氏)数十年にわたりMoMAコレクションの選定に関っていますが、個人的には作品を子どものように感じますし日々作品から新しいことを学ぶことが出来る環境を大変幸せに思っています。 |
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Q:これからの近代アートはどのようになると考えていますか?
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A(D氏):今は多元的に活動が起こっている状態にあると考えています。同時に多くの事が起こっているためついていくことが大変です。ひとつ、個人的にトレンドとして注目しているのは、日本のアニメやマンガ、奈良美智や村上隆などの作品で、実際にMoMAのコレクションとして注目しています。
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Q:MoMA初代館長(*2)は弱冠27歳で就任、現在のグレンD・ラウリー館長もお若い方ですが何か意図的なところがありますか?
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A:(D氏)創設された当時はまだまだ小さな美術館でしたが、現在は美術館が複雑化していることもあり豊富な経験も必要とされています、これまでもさまざまな館長がおりました。
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Q:最後に、日本への訪問で何を一番楽しんでいらっしゃいますか?
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A:(W氏)食べものがすばらしい!15年程前に1ヶ月滞在して日本中を旅した経験もあります。
A:(D氏)先日友人と共に和紙の専門店に行ってきました。手作りの美しい和紙に大感激してお土産にたくさん買って帰りました。 |
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どうもありがとうございました。
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*1現在MoMA本館は改装中で、2004年11月、スペースを2倍に拡張して新生MOMAが誕生予定。建築は日本人の谷口吉生氏によるもの。
*2初代館長(アルフレッド・H.バー・ジュニア氏)は、75年前のMoMA創設時の館長。
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