六本木ヒルズ
カレーグランプリ2022

インド＋ペルシア＋日本の食文化がコラボレートした独創的なカレー ヨーグルトとスパイスで48時間マリネして柔らかくしたラムチョップを、タンドールで一気に焼き上げます。インド中世ムガル帝国のペルシア文化をくんだ羊肉に合わせるカレーは、トマトベースにクローブやシナモンなどのスパイスを加え、豊かな香りに仕上げました。フルーティで爽やかな「インドビール」（¥880）とよく合います。

専用の壺に入れて供される、ギー（高純度オイルのスーパーフード）を使った菜の花のバスマティライスが、和の要素を添えます。

有機野菜がたっぷり食べられるトマト×スパイスの身体が喜ぶカレー タコのトマト煮込み「アッフォガート」を無水調理で仕上げ、旨みを濃縮。そこに12種のスパイスを加えて、優しくも複雑味のあるドライカレーに仕立てました。タコのプリプリ感に五穀米ともち麦の食感、ケールなど9種の炒め野菜の香りのコントラストも秀逸。小麦粉不使用で後味は軽やか。「神泡東京クラフトビール」（¥770）と相性よし！

混ぜて食べるのがおすすめ。素材の味を引き出すスパイス使いで様々な味が渾然一体に。ひと口ごとに異なる食感も楽しい！

中華の奥深さとスパイスの刺激が一体となって生み出す別次元の味わい インパクト大の真っ黒なカレーと黄色いターメリックライスは、今年の干支と店名でもあるトラをイメージ。人気メニューの黒ごま担々麺のタレをベースにしたカレーは、スパイスの辛味と香りが鮮烈です。パン粉と特製スパイスをまぶして焼き上げたラムチョップが2個ものってボリューム満点。「タイガービール」（¥748）と一緒にどうぞ。

黒ごま担々麺のタレをベースに、自家製ラー油、クミン、ガラムマサラ、山椒、竹炭をブレンド。ここにしかない味を作り出します。

南イタリアのペスカトーレにイカ墨やスパイスを加えた漆黒のカレー ドンと存在感を放っているのは、まるごと揚げたソフトシェルクラブ。イタリア料理のペスカトーレに、イカ墨、ムール貝やアサリなどの魚介類をたっぷり入れて煮込んだカレーは、海の恵みそのもの。ホタテのカダイフ揚げ、パクチーも良いアクセントに。ソムリエが選んだワイン「EDENVALLEY RIESLING」（グラス¥1,100）がベストマッチ。

デュラムセモリナ粉をまぶして揚げたソフトシェルクラブは、そのままかじれるほど柔らかく、旨みが詰まっています。

隠し味はコチュジャン!?辛味と甘味の相乗効果でヤミツキに ピビンバとルウの組み合わせが絶妙な、韓国料理店らしい一品。ピビンバには甘辛く炒めた黒毛和牛バラ肉とカレー味の鶏挽き肉、ナムルやマッシュポテトがイン。チキンブイヨンをベースにしたルウにはコチュジャンの甘辛さが潜みます。両者を熱々の石鍋で混ぜれば奥行きのある味に。生マッコリ「ボクスンドガ」(¥1,300)をラッシー感覚で合わせて。

まずはカレー風味のピビンバをよく混ぜてからいただいて。ルウをあとがけすれば、2つの味を一度に楽しめて満足感大！

濃厚なコクのペコリーノチーズと華やかなスパイスのマリアージュ 運ばれてきた途端、クミンや八角、チーズがふわりと香り、食欲をそそります。驚きの白いカレーは、ペコリーノチーズがふんだんに使われたもの。とろりとした濃厚な味わいで、もちもちした食感の玄米によくからみます。こってりしたカレーのお供には、爽やかな「オーガニックシチリアレモンサワー」（¥750）がぴったり。

カボチャやパプリカ、ブロッコリーなど、契約農家から仕入れた季節の野菜を素揚げして、カレーを美しく彩ります。

ローストビーフ200g＋たっぷり煮込み肉の迫力！富士山のようにそびえるカレーマウンテン ブラックアンガス牛の赤身肉を柔らかく煮込み、11種類のスパイスで味付けしたカレーに、特製ローストビーフをたっぷりまとわせて、パルメザンチーズとローストオニオンを散らしています。ペアリングにはブラジルで人気のカサーシャとラッシーを融合させた、限定オリジナルカクテル「ラッシリーニャ」（¥1,300）がおすすめ。

牛ランプ肉を使ったジューシーなローストビーフ。肉汁がこぼれださないよう切りたてを、贅沢に200g盛りつけます。

スペインの海と山の幸が一皿に。イベリコ豚の旨みを存分に味わって カタルーニャ地方の伝統的な技法であるマルイモンターニャ（海と山の幸）をテーマに、オマール海老のフリットと、イベリコ豚の希少部位プルマのグリルを盛りつけました。イベリコ豚のキーマカレーは、オマール海老のソースと一緒に食べると旨みがいっそう引き立ちます。どんぐりリキュールと牛乳のカクテル「ヒラルダ」（¥890）もおすすめ。

どんぐりを食べて育つイベリコ豚の脂身は、旨みのもとであるオレイン酸が豊富で口の中でとろけます。サラダとピンチョス付き。

ほろり柔らかな牛ホホ肉は悶絶級！赤ワインとトリュフ香る美食カレー フォンドボーの豊かなコクに赤ワインの酸味と8種のスパイスが融合した芳醇なカレー。じっくり煮込んだ山形牛ホホ肉もゴロッと入り、ほろりと口の中でとろけます。トリュフ香るリゾットとともに、燻香をつけたマスカルポーネムースを溶かしながら食べれば、奇跡のバランス感に感嘆必至！お供には甘美な赤ワイン「アマローネ」（グラス¥1,650）を。

イタリアまたはフランス産のフレッシュトリュフを贅沢にすり、きのこの凝縮した旨みとカレーのふくよかな味を引き立てます。

本格麻婆豆腐とカレースパイスが合わさりくせになりそうな辛さとシビレ 四川料理の名店が提供する哩麻婆豆腐は、短角和牛入りの挽き肉に、毎朝店で作る柔らかく濃い味の豆腐、自家製豆板醤、さらにスパイスが加わった複雑な味わい。ピリッとした辛味と山椒のシビレがあとを引き、ご飯と合うことこの上ありません。ドリンクは、スパイス料理を引き立てるスペインの赤ワイン「テンプラニーリョ」（グラス¥825）を。

四川特産の唐辛子「灯篭椒」は、辛味だけでなく甘みも含んだ奥行きのある風味。ほか花椒、黒胡椒、ターメリック、クミン。

脂ののったマグロのカツがトマトベースのカレーとベストマッチ 長崎県などで獲れるマグロのハラモをカツに。刺し身で食べられるほど新鮮なので、衣はからっと、中身はレアに揚げています。トマトと香味野菜、スパイス10種ほどを煮込んで作ったオリジナルカレーはフレッシュな素材感で、カツと好相性。寿司屋の玉子焼きもトッピング。長崎県の芋焼酎「五島灘」（グラス¥780）を一緒にどうぞ。

マグロの希少部位であるハラモは、大トロの下にあり、とても脂がのっていて柔らかく、旨みがしっかりと感じられます。
※オーダーを受けてからカツを揚げるためお時間をいただきます。

爽快な辛さが吹き抜けるタイ南部の激辛カレーをご存知？ タイ南部の激辛料理として知られるこの一品は、豚挽き肉をレモングラスやバイマックルー、タイの唐辛子とともに炒めたドライカレーです。香辛料の刺激と柑橘系の香りが響き合い、後口は爽快。生野菜に巻いて食べるのもおすすめです。香りの良いオーガニックタイティーで焼酎を割った「タイティーハイ」（¥700）と相性抜群。

フレッシュなレモングラスやバイマックルー（こぶみかんの葉）などタイのハーブが味の決め手。乾燥唐辛子は粉砕して使用。

海老の旨みをとことん堪能するごちそうイタリアンカレー 新鮮魚介が自慢のイタリアンから生み出されたカレーは、海老の旨みを追求した贅沢な一皿。オマール海老1尾と芝海老5尾がのっているだけでなく、カレーを頬張れば濃厚な海老の味わいがいっぱいに広がります。トマトとターメリック、2色のライスと一緒に。おすすめドリンクは、イタリアのビール「ペローニ ナストロアズーロ」（¥700）。

カレーに添えられる副菜は、マッシュルームやミニトマトなどのピクルス、バジル風味のマッシュポテト、キャロットラペ。

ホタテの旨みとスパイスの出合い。混ぜて、味変して、五感で楽しもう 15種ほどのスパイスが奏でる繊細な香りと味、それを受け止めるホタテの旨み。そしてクレソンの苦味と香草の香りが口中で一体になる人気スパイスカレー店の渾身作です。小麦粉を使わないカレーはライスや副菜と混ぜ、スープをかけて味変してと、幾重にも広がる味わいが楽しめます。クラフトビール「スプリングバレー496」（¥550）にもぴったり。

カレー1～4種に、好みのライス、スパイスチキン、5種の副菜、鶏ガラ×和出汁にスパイスを加えた「ヤムスープ」が付きます。

極上ステーキ肉が香ばしいカツに変身。グレービーソースで作る欧風カレー ドドンと鎮座する約200gのフィレカツ。ステーキに使う赤城牛のフィレ肉をカリッと揚げ、贅沢にトッピングしました。見た目もそそられるカレーは、同店のハンバーグソースの要であるグレービーソースと、コリアンダーやクミンなどのスパイスを合わせた舌馴染みのよい味わい。10種のボタニカルが香る「ボンベイトニック」（¥1,100）を合わせてご堪能あれ。

厚さはざっと3㎝。揚げたてのカツはカラッといい香りで柔らかい。そのまま食べても、カレーにどっぷり浸しても口福です。

研ぎ澄まされた和出汁とスパイスのハーモニーは、そば屋ならでは 海老天と半熟卵天を豪快にのせたダシ感満載のスパイスカレー。味の要となるのは、そばつゆの旨み。そこにカツオと昆布の出汁、野菜の甘みで奥行きを与え、8種のスパイスを合わせて香り高くまとめています。ごぼうと椎茸のしぐれ煮が隠れて複雑なハーモニーを奏でるのも技アリ！　宮城県・新澤醸造店の「ヨーグルト酒」（¥750）とぜひ。

海老天はぷりっぷり。半熟卵天のとろりとした黄身をカレーにからめると辛さがまろやかに。小鉢で梅風味のらっきょうも。

味もパフォーマンスも最上級！肉の目利きが極めた〆カレー、ここにあり コースの〆に供される洗練の一皿。最高級の黒毛和牛テールを6時間煮込んで作るソースは、コクがありつつも繊細。玉ねぎの甘みと10種以上の香辛料が豊かに重なり、後から追いかける辛さがバターライスのリッチな味わいと好相性です。鉄板料理店の懐の深さを感じる美味しさは、「アルザスのライチ香る白ワイン」（グラス¥2,750）とどうぞ。

シェフが目の前で盛り付け。西洋ねぎやライムリーフとともに炊くバターライスも絶品！カレーの量やコースの品数は応相談。

目の前の鉄板で調理される極上の素材がカレーを囲んでひとつに オマール海老のフライドライスにとろりとかけられた特製カレーは、海老のアメリケーヌソースがベースでからすみを隠し味に。鉄板で焼かれるロブスターやオリジナル黒毛和牛「けやき坂 ビーフ」のカツレツは、まず単独で味わい、次にカレーをからめて旨みの相乗効果を楽しんで。最高の食事を彩るワインは「Opus One 2017」（グラス¥27,500）。

あきる野市にある牧場でスーパーフードを食べて育った黒毛和牛「けやき坂 ビーフ」を、トリュフでマリネしてカツレツに。