冬も目前。大人の集う街、六本木ヒルズにも
さまざまなコートが並んでいます。上質で上
品なアイテムの魅力を、様々なジャンルで活
躍するクリエイターへのインタビューを通し
て伝え続ける連載第11回。

冬も目前。大人の集う街、六本木ヒルズにもさまざまなコートが並んでいます。上
質で上品なアイテムの魅力を、様々なジャンルで活躍するクリエイターへのインタ
ビューを通して伝え続ける連載第11回。

今回は、1着で魅力的な大人の男性を表現し
てくれる本物のコートの着
こなしを、人気ス
タイリストの渡辺康裕さんに提案してもらい
ました。
アクティブなものからトラッドなも
のまで。バリエーションの豊かな5
つの着こ
なしは、この冬をシックに大人にエレガント
に彩ってくれるは
ずです。

Beauti-Full Things YASUHIRO WATANABE

Beauti-Full YASUHIRO WATANABE

“ブリティッシュ”というのは
今を表現するキーワード

「伝統的な千鳥格子のコートを主役にした着こなしです。トレンドという言葉はあまり好きではないですが、こういったブリティッシュなムードは今のキーワードとしてありますよね。ただあまりトラッドになりすぎないように、フレンチな感じでモダンに着たいという気分もあって、中にはタートルネック一枚を合わせています。タックパンツに革靴を履いて白いソックスを見せるのもすっかりスタンダードになりましたが、意外とハードルが高いし、少し若くも見えるので、ソックスはグレーにしています。いい意味でコントラストが和らぎ、大人の雰囲気も出すことができます。」

  • Coat [Vandori×DESIGNWORKS] ¥165,000
  • Knit [DESIGNWORKS] ¥23,100
  • Pants [DESIGNWORKS] ¥44,000
  • Belt [DESIGNWORKS] ¥25,300

DESIGNWORKS deuxcotes

  • Coat [Vandori×DESIGNWORKS] ¥165,000
  • Knit [DESIGNWORKS] ¥23,100
  • Pants [DESIGNWORKS] ¥44,000
  • Belt [DESIGNWORKS] ¥25,300

“ブリティッシュ”というのは
今を表現するキーワード

「伝統的な千鳥格子のコートを主役にした着こなしです。トレンドという言葉はあまり好きではないですが、こういったブリティッシュなムードは今のキーワードとしてありますよね。ただあまりトラッドになりすぎないように、フレンチな感じでモダンに着たいという気分もあって、中にはタートルネック一枚を合わせています。タックパンツに革靴を履いて白いソックスを見せるのもすっかりスタンダードになりましたが、意外とハードルが高いし、少し若くも見えるので、ソックスはグレーにしています。いい意味でコントラストが和らぎ、大人の雰囲気も出すことができます。」

全身をオールブラックで統一し
都会的な大人の雰囲気を担保

「“重い”という理由でコートに抵抗がある人もいると思うんですが、このアイテムはびっくりするくらい軽いんです。そんな着やすさも魅力のナイロン素材のコートに、ニューバランスのスニーカーを合わせた定番のアクティブスタイル。いろいろなシチュエーションで使える汎用性のあるスポーティーなデザインですが、合わせる色を薄くしてしまうと少し子供っぽい印象になってしまうので、全身をオールブラックで統一し、都会的な大人の雰囲気を担保しています。ナイロンタフタ特有の上品な微光沢のコートに、マットなフリースのセットアップを重ねて、それぞれの素材で表情を出すことも意識しました。」

  • Coat [N.HOOLYWOOD COMPILE] ¥85,800
  • Hoodie [N.HOOLYWOOD TPES] ¥29,700
  • T-Shirt [N.HOOLYWOOD TPES] ¥8,800
  • Pants [N.HOOLYWOOD TPES] ¥35,200
  • Socks [N.HOOLYWOOD TPES] ¥3,850
  • Gloves [N.HOOLYWOOD COMPILE] ¥16,500
  • Sneakers [N.HOOLYWOOD TPES × New Balance
  • × INVINCIBLE®] ¥38,500

N.HOOLYWOOD

  • Coat [N.HOOLYWOOD COMPILE] ¥85,800
  • Hoodie [N.HOOLYWOOD TPES] ¥29,700
  • T-Shirt [N.HOOLYWOOD TPES] ¥8,800
  • Pants [N.HOOLYWOOD TPES] ¥35,200
  • Socks [N.HOOLYWOOD TPES] ¥3,850
  • Gloves [N.HOOLYWOOD COMPILE] ¥16,500
  • Sneakers [N.HOOLYWOOD TPES × New Balance
  • × INVINCIBLE®] ¥38,500

全身をオールブラックで統一し
都会的な大人の雰囲気を担保

「“重い”という理由でコートに抵抗がある人もいると思うんですが、このアイテムはびっくりするくらい軽いんです。そんな着やすさも魅力のナイロン素材のコートに、ニューバランスのスニーカーを合わせた定番のアクティブスタイル。いろいろなシチュエーションで使える汎用性のあるスポーティーなデザインですが、合わせる色を薄くしてしまうと少し子供っぽい印象になってしまうので、全身をオールブラックで統一し、都会的な大人の雰囲気を担保しています。ナイロンタフタ特有の上品な微光沢のコートに、マットなフリースのセットアップを重ねて、それぞれの素材で表情を出すことも意識しました。」

シルエットを意識すれば
今にアップデートできる

「肩の落ち感が綺麗なステンカラーのコートにバギーデニムを合わせました。ビッグシルエットもすっかり定着しましたが、あくまでスッキリとナチュラルに着こなすのが大人っぽくていいですね。何事もやりすぎは危険ですから(笑)。アイテム自体はパーマネントなものだけどシルエットを意識すれば、古臭さを感じさせない着こなしにアップデートできるんですよね。ガウン感覚で羽織れる黒一色のシンプルなデザインは汎用性が高いので、こういったカジュアルスタイルはもちろん、ビジネスシーンまで、色々なシチュエーションで活躍してくれると思いますよ。」

  • Coat [ATON] ¥121,000
  • Knit [ATON] ¥39,600
  • T-Shirt [ATON] ¥16,500
  • Pants [MINEDENIM] ¥41,800

B’2nd roppongi

  • Coat [ATON] ¥121,000
  • Knit [ATON] ¥39,600
  • T-Shirt [ATON] ¥16,500
  • Pants [MINEDENIM] ¥41,800

シルエットを意識すれば
今にアップデートできる

「肩の落ち感が綺麗なステンカラーのコートにバギーデニムを合わせました。ビッグシルエットもすっかり定着しましたが、あくまでスッキリとナチュラルに着こなすのが大人っぽくていいですね。何事もやりすぎは危険ですから(笑)。アイテム自体はパーマネントなものだけどシルエットを意識すれば、古臭さを感じさせない着こなしにアップデートできるんですよね。ガウン感覚で羽織れる黒一色のシンプルなデザインは汎用性が高いので、こういったカジュアルスタイルはもちろん、ビジネスシーンまで、色々なシチュエーションで活躍してくれると思いますよ。」

ネイビーばかり着ている
自分らしさが全面に出た着こなし

「ネイビーのナイロンコートが主役のワントーンスタイル。普段からネイビーばかり着ている自分らしさが全面に出た着こなしです(笑)。こういったスポーティーなアイテムを大人っぽく着るためにはやはり全身を単色でまとめるのがベターですね。襟付きシャツにフードを重ねたVゾーンもポイント。レイヤードすることでネイビー1色のコーディネートに奥行きと立体感が出せるように意識して組みました。このコートには防寒性の高い脱着可能なベストもついていて、長いシーズン使えそう。何よりスポーツブランドが作っているアイテムならではの高い機能性も魅力です。」

  • Coat [DESCENTE] ¥74,800
  • Shirt [DESCENTE] ¥29,700
  • Pants [DESCENTE] ¥36,300
  • Cap [DESCENTE] ¥4,180
  • Boots [DESCENTE] ¥19,800

DESCENTE BLANC

  • Coat [DESCENTE] ¥74,800
  • Shirt [DESCENTE] ¥29,700
  • Pants [DESCENTE] ¥36,300
  • Cap [DESCENTE] ¥4,180
  • Boots [DESCENTE] ¥19,800

ネイビーばかり着ている
自分らしさが全面に出た着こなし

「ネイビーのナイロンコートが主役のワントーンスタイル。普段からネイビーばかり着ている自分らしさが全面に出た着こなしです(笑)。こういったスポーティーなアイテムを大人っぽく着るためにはやはり全身を単色でまとめるのがベターですね。襟付きシャツにフードを重ねたVゾーンもポイント。レイヤードすることでネイビー1色のコーディネートに奥行きと立体感が出せるように意識して組みました。このコートには防寒性の高い脱着可能なベストもついていて、長いシーズン使えそう。何よりスポーツブランドが作っているアイテムならではの高い機能性も魅力です。」

サラッとガウンを羽織るように
力を抜いて着られるのがいい

「グリーンの色合いが気持ちいいこのコートも、サラッとガウンを羽織るように力を抜いた感じで着られるのがいいですね。中に合わせたのはニットのセットアップ。最近はスウェットのセットアップも部屋着でなく、タウンユースのものとして認知されていますが、このようにカシミアが入った上質なニット素材のものを選べば、より品が良くなりますよ。全身のカラートーンはクリーンな大人の雰囲気が出るようカーキ、ベージュでまとめました。足元はスニーカーももちろん合いますが、クラークスを合わせることで、よりマイルドな雰囲気になります。上品なリラックスウェアにコートを合わせた絶妙なバランスが気に入っています。」

  • Coat [ESTNATION] ¥107,800
  • Hoodie [ハラダマニア] ¥49,500
  • Pants [ハラダマニア] ¥35,200
  • T-shirt [ESTNATION] ¥12,100
  • Socks [ESTNATION] ¥1,870
  • Shoes [Clarks] ¥33,000

ESTNATION

  • Coat [ESTNATION] ¥107,800
  • Hoodie [ハラダマニア] ¥49,500
  • Pants [ハラダマニア] ¥35,200
  • T-shirt [ESTNATION] ¥12,100
  • Socks [ESTNATION] ¥1,870
  • Shoes [Clarks] ¥33,000

サラッとガウンを羽織るように
力を抜いて着られるのがいい

「グリーンの色合いが気持ちいいこのコートも、サラッとガウンを羽織るように力を抜いた感じで着られるのがいいですね。中に合わせたのはニットのセットアップ。最近はスウェットのセットアップも部屋着でなく、タウンユースのものとして認知されていますが、このようにカシミアが入った上質なニット素材のものを選べば、より品が良くなりますよ。全身のカラートーンはクリーンな大人の雰囲気が出るようカーキ、ベージュでまとめました。足元はスニーカーももちろん合いますが、クラークスを合わせることで、よりマイルドな雰囲気になります。上品なリラックスウェアにコートを合わせた絶妙なバランスが気に入っています。」

Interview

“コートを着てる男ってかっこいいじゃん”
という想いがある

大人のコートスタイルというテーマで5つのスタイリングを組んでいただきましたが、ポイントを教えてください?
渡辺康裕(以下Wスタイリストという仕事上、普段はその都度の撮影イメージや被写体に沿ったコーディネートを作ることが多いのですが、今回は“自分で着るならこれ”という感じで自分を主語にした5つのスタイリングにしました。この冬これだけのバリエーションがあればどんな場所にも対応できそうですね。“コートってどうやって着たらいいかな?”って思ってる人もいるかもしれないけど、“ガウン感覚でサラッと着て一枚で絵になるのがコートの魅力だ”と改めて思いました。コートというメインディッシュがあるから中はある程度シンプルにする。“いい意味で楽をする”ということが一番重要だと思っています。
コートの魅力というのはどんな所にあると思いますか?
W : コートって着るだけでちょっとした緊張感があるじゃないですか。“コートを着ている”というムードがすごく好きなんですよね。根底には“コートを着てる男ってかっこいいじゃん”という想いがあるんです。今回はジェントルマンでカッコつけるというよりは、コートをいい意味にラフに着られるスタイリングにしてみました。コートを着ると、裾をはためかせてちょっと歩きたくなりますよね。“コート着てちょっと街に出かけようよ”、という気持ちでスタイリングを組みました。
“歩きたくなる服”ということですね。確かに車に乗る時にはコートは脱ぎますもんね?
W : そうなんです。六本木ヒルズに来る方々は車で移動する方も多いとは思うんですが、朝コーヒーを買いに行くとか、散歩するとか。そういう時にサラッとコートを着て、街を歩くというのは、大人の男性としていいなと思っています。

軸を作って重ねていくのは
僕の王道の方程式

六本木ヒルズには普段から行かれますか?
W : “エストネーション”や“ユナイテッドアローズ”にはよく洋服も見に行っていますし、“イルブリオ”っていうイタリアンも雰囲気がよくて好きですね。もちろん森美術館も行くし、映画も行く。都内の複合施設の中ではやっぱり六本木ヒルズは一番行きますね。でもいつ行っても迷っちゃうんですよね(笑)。いい意味で街に迷い込ませて、楽しませるという作りも魅力なんでしょうね。いつ行っても新鮮さが残る。
広くて、色々なことを一度に楽しめるという部分も魅力ですよね。そんな六本木ヒルズに足を運ぶお客様にはファッションをどのように楽しんで欲しいですか?
W : 別に解説的に作ったわけではないけど、今回の着こなしは取り入れやすいように簡単にしたんです。コートという軸に、色数を抑えるなどのルールを加えていく。1本の木に色々な葉をつけていくように、軸を作って重ねていくというのは、僕のスタイリングの王道の方程式なんですよ。僕はコートはいい意味で“シック”というのがスタートにあると思っているので、今回は多くの人にも受け入れられやすいシックでスタンダードな大人のスタイリングを作ったつもりです。色の使い方やシルエット感を見極めて、参考にしてもらえればと思います。
モダンだけど、リアリティある着こなしというのは現代のファッションのムードですよね?
W : “カッコいいビジュアルやスタイリングでファッションの楽しさを伝えること”はもちろん好きですし、これからも続けていきたいですが、それと同時にいい意味でもうちょっとリアルなものをちゃんと噛み砕いて魅力的に見せることで、ファッションの憧れとリアリティをポジティブに楽しむことができればいいかな、と最近はそんなふうに考えています。
  • 表示されている価格は全て税込です。
  • 掲載情報は20221111日現在の情報となり、
    内容は予告なく変更になる場合がございます。
  • 価格表記のないアイテムについては、
    全てスタイリストの私物となります。

1972年生まれ。90年代より現在に至るまで活動を続ける日本を代表する人気スタイリスト。メンズ・レディース問わずアーティストから広告、ショウまでを幅広く手がけ、近年はブランディング・ディレクションの領域でも活躍中。

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